interview
大田詩織
「全力であなたの味方になる」をコンセプトとしたアイドルプロジェクト立ち上げにむけて活動。
学生時代、アイドルに生きる意味を与えられ、救われたと語った大田さん。
今度は自身が誰かを応援し、人を救いたいという想いからアイドルプロジェクト立ち上げを決意しました。
「生きる意味を与えたい」、「全力で味方になりたい」話の中で強く語られたこの言葉。
今回はアイドルの道を志す大田さんにアイドルを目指すきっかけや夢、目標などを語っていただきました。
なぜアイドルになるの?
大田さんの過去の経験
─── アイドルを目指すことを決意したきっかけはありましたか?
大田詩織さん(以下、大田):自己肯定感が低かったり、自信がない子を救うような存在になりたいと思ったからです。
─── なぜそのような人たちを救いたいと思ったんですか?
大田:中高生のころに両親が家庭内別居ののちに離婚したことが原因で自己肯定感が低くて、自信がない子だったんですけど、アイドルに救われて。そういう過去の自分みたいな人を救いたいと思ってアイドルプロジェクトを立ち上げようとしています。
─── アイドルに救われたことに関して印象に残っていることはありますか?
大田:自分が生きるのが嫌だと思ったときにアイドルが私に生きててくれてありがとう、って言ってくれたことがあって、その一言に救われたのが印象に残っています。また、その時CDや動画配信であったりと毎週アイドルの楽しみがあって、生きたくない私にとっての生きる意味でした。
どんなアイドルになりたい?
大田さんが大切にしている言葉
─── アイドルプロジェクトのプロジェクト理念などはありますか?
大田:自信がない人、自己肯定感が低い人を救うアイドルをつくりたくて、「生きる意味を与える」というプロジェクト理念を掲げてアイドルプロジェクトをしています。自分が生きるのが嫌だと思ったときにアイドルの出すCDや動画配信が私にとっての生きる意味だったので、その言葉を選んでいます。
でもそれは、ファンにとってのみの生きる意味だと私は思っていません。
私は現在メイドカフェで働いていて、推される側です。私の今の楽しみは、友人とおいしいご飯を食べることもそうですが、それ以上に、お仕事をする中で、ファンの方に「しおりの言葉に励まされたよ」「楽しみに頑張れたよ」と言われたときや喜んでいる顔を見れたときです。
お仕事中以外もTwitterでエゴサして感想を見に行くくらい、ファンが喜んでくれることが幸せで、私の今の生きる意味は、ファンの方がつくってくれています。
だから、このプロジェクトでは、ファンとアイドルに、生きる意味を与えるという意味でこの理念にしています。
─── 大田さん自身がアイドルになられるのですか?
大田:そうです、そうです!プロデューサー兼アイドルですね。
大田さんの理想のアイドル像
─── 大田さんはどのようなアイドルグループをつくっていきたいですか?
大田:「全力で味方になるアイドルをつくる」です。その人の存在を認めてあげられるようなアイドル。もう頑張っている人に、「頑張れ」と言わない。頑張っているその人を認めて、「応援してる」と伝えられるグループでありたい。それを私なりに言い換えたのが「全力で味方になるアイドルをつくる」です。
─── どのようにこの理念やビジョンを実現していきますか?
大田:自己肯定感が低かった自分がかけられたかった言葉をテーマに曲を書きます。「今日もお疲れ様」「あなたは偉いよ」「そのままのあなたでいいんだよ」など…。私が作りたいのは王道アイドルグループです。王道アイドルグループでは、基本的には明るい曲が多いと思います。
しかし、本当に悲しんでる人や自信がない人の中には、キラキラしてるアイドルが「偉いね」と言っても、「自分とは違うから、、、」ってなってしまう人もいると思います。そんなときに聞いてもらえるような曲もつくりたいです。「悲しい時は一緒に悲しもう」という姿勢で、落ち込んでいる時も同じ低さからそばにいられる曲。自分が昔感じたことを表現した暗めの曲も作って、ファンが疲れた日も悲しい日も味方であれるようなアイドルを表現していきたいです。
アイドルとしての目標や見たい景色は?
大田さんのアイドルとしてのゴール・見たい景色
─── アイドルになって一番楽しみなことは何ですか?
大田:ライブ中、トロッコにのって客席へ行くんです。目の前のファンに向かって、「そのままのあなたでいいんだよ」と言ったら、目の前のファンの子が泣いて喜んでくれる。私がその人の生きる意味になれて、その人の味方になれているから泣いてくれると思うんですよ。そんな景色を見るために、アイドルになります。
大田さんが今後挑戦したいことは?
─── 今後の目標などがあれば教えてください。
大田:まず12月にクラウドファンディングをはじめて、っていうのは4月に1曲目を出すためです。
曲をつくってから、デビューする。それはまず1人でデビューします。でも私はグループのアイドルなので、デビューした後に1人ずつメンバーが増えていく過程を見てもらいます。
で、それを1年後5人にしたい、そのあとにデビューから5年以内に大阪城ホール公演をしたい。
─── 大阪城ホールなのは何か理由があるんですか?
大田:自分の視界がファンで埋まっちゃうくらいファンでいっぱいにしたくて。たとえばZepp Namba(大阪)だとステージを囲むように客席があるわけではなく、ステージの正面にしか客席がないんですよ。
しかも私の地元で、大阪を拠点にしたいと思っているので、大阪城ホールでライブをしたいです。
─── ライブ以外に何かしたい、もしくは予定しているイベントはありますか?
大田:「頭ポンポン会」です。5分とか10分、少人数の人と話したいなって思って。
5分話したあとに、応援だったり、肯定の意味で頭ポンポンっていうのをしたいです。
どんなメンバーに加入してほしい?
─── 今後集めるメンバーに関してこのような人に入ってきてほしいといった求めるものはありますか?
大田:1つ目は、緑の子は「癒しのグリーン」、黄色の子は「笑顔で元気、変顔もできる」、ピンクの子は「ぶりっ子」みたいな色んな個性の子です。
2つ目は自分が大阪城ホールの景色を見た時に、肩組んで一緒に泣きそうになりながら喜べるメンバーです。それができないメンバーだったら、5人集まらずとも4人とか3人でいいですっていうくらい重視するかもしれないです。
3つ目はやっぱり過去に自分に自信がなかったりとか、自分を認めてほしかった、そんな自分を救いに行きたいっていう子に入ってきてほしいですね。そういう子がアイドルになって、ファンを励ますことができたら、きっとやりがいを感じるだろうし、それを見たら私も本当に幸せな気持ちになれるから、そういう子を入れたいです。
まとめ
今回はアイドルプロジェクトの立ち上げを目指す大田詩織さんについて、アイドルを目指すきっかけや、アイドルプロジェクトの活動内容、アイドルとしての夢・目標をまとめてきました。
自信がなく、自己肯定感の低かった過去の自分のような人を救いたいという想いから「生きる意味を与える」や「全力で味方になるアイドルをつくる」の理念やビジョンのもと、活動しているそうです。
2023年4月には1曲目を出すとともに、デビューも予定しているという大田さん。
大阪城ホール公演という目標も達成してほしいですね。
大田さん、今回はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
この記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。