interview
中島 龍
25歳(取材当時)。『逆転』をテーマに、”負けないラッパー”事務所設立にむけて活動。
『逆転』をテーマに、”負けないラッパー”事務所設立にむけて活動する中島さん。
インタビューの中で、見えてきたのは、「アーティストを救いたい」、「ラッパーの生き様」を広めたいということでした。
『逆転』や“負けない”というワードはどのようにして生まれたのか。
ラップとの出会いやラッパー事務所を設立しようと決意した経緯、今後の夢を語っていただきました。
24時間サイファーを開催します!!
何も特別なことはしません!ただ24時間サイファーをやり続けるだけのイベントです!
サイファーに興味がある方も大阪に用事がある方も立ち寄ってみてはいかがでしょうか!
日時:11/18 19:00 ~ 11/19 19:00
会場:アメ村三角公園
Instagram:@makenai_rapper(24時間生配信あり!)
“負けないラッパー”事務所!設立のきっかけとは
仲間との出会い
中島:たまたまその元職場(当時飲食店に勤務)にHIPHOP、音楽を自分でつくっている子たちがたまたま2人いまして、その子たちに混ざってラップを楽しんだという形で、もう半ば強制的にラップを一緒にしてたんですけど(笑)
“負けないラッパー”事務所設立へ
中島:飲食店で働いていたラッパーの子たちとはすごく遊んでいて、その時に「ラッパーの生き様」みたいなところにすごい興味がでまして。
そのなかでラッパーの子たちがごはんが食べれないという理由で音楽を辞めちゃうんじゃないかという心配をしまして。
そこから自分が死ぬまでにラッパー、ラップで死ぬまでご飯を食べていきたいというような人を救えるような事務所をつくろうと決意しまして、そこから約1年近くが経っています。
“負けないラッパー”事務所って何?
“負けないラッパー”事務所を設立するとのことですが、具体的に事務所としてどのような活動あるいはサポートをおこなっていくのでしょうか。
シェアハウス形式の事務所
中島:事務所はシェアハウス形式でおこないます。
ラッパーの制作と生活にかかるお金を極力減らすために、家の中にレコーディングスタジオとあとライブできる環境を完全に整えたいというところでございます。
そして、どんどん価値を生み出していく事務所にしていきたいと思っています。
『逆転』のために打つ手とは?
事務所を設立する、そしてアーティストが音楽活動に打ち込めるようになることが目標と語ってくださった中島さん。
ではそのうえで直近で取り組みたいこと、あるいは目標などはあるのでしょうか?
24時間サイファーをやり続ける
中島:一番直近で言いますと、ちょうど来週24時間ラップをする、24時間サイファー(複数人が輪になって即興でラップすること)する様子を配信をするというイベントを企画してまして、それの準備中といったところでございます。
ラッパーの「生き様」を伝えるメディアを展開
中島:「生き様」自体をもっと知っていただきたいというところがありまして、インタビュー形式のラッパーのメディアをつくりたいと思っています。
1対1のライブ企画の立ち上げ
中島:1人の子に対して、1人のためだけにライブをするという企画を打ちたくてですね。本当に人生に悩んでいるような人とラッパーが1対1でずっと継続して遊んで会って、最終的にその1人のためだけに曲をつくってLIVEしてみたいと思っていますね。
自分の音楽で誰かの人生を変える経験をアーティストにしてほしいという想いと、今自分が辛い状況になっている人たちを逆転させたいという気持ちがあり、このイベント企画に至ったそうです。
まとめ
「言葉」を大切にしていらっしゃる中島さんらしい丁寧な言葉遣いでそれでいて、周りを引き込む語りで今取り組んでいることや、夢・目標を語ってくださいました。
24時間サイファーはもちろん、今後様々なイベントを企画予定とのことなので、ぜひ少しでも興味を持っていただけた方は@makenai_rapperをフォローのうえ、新たな情報を楽しみにしていただければと思います。
この熱意を持つ中島さん自身のことやこの事務所を設立するうえでのこだわり、今回の記事で紹介しきれなかった内容も紹介しているのでもっと知りたいという方はぜひこちらの記事をご覧ください。
特にこだわりの部分は必見です。
最後までご覧いただきありがとうございました。